1984-05-10 第101回国会 参議院 農林水産委員会 第16号
○政府委員(小島和義君) 沖縄県の場合で申しますと、土壌群で申しますと、赤、黄色土、暗赤色土、灰色台地といったものの分類になるわけでございまして、特にサンゴ石灰岩に由来するアルカリ土壌でありますところの島尻マージという非常に不良な土壌が分布するなど、非常に不良な土壌が多いわけでございます。
○政府委員(小島和義君) 沖縄県の場合で申しますと、土壌群で申しますと、赤、黄色土、暗赤色土、灰色台地といったものの分類になるわけでございまして、特にサンゴ石灰岩に由来するアルカリ土壌でありますところの島尻マージという非常に不良な土壌が分布するなど、非常に不良な土壌が多いわけでございます。
降雨量も多く、また、島々の海岸部について見ましても、南方特有のサンゴ石灰岩の地形が見られます。私ども常には見られない地形でございますが、こういった特徴もあるわけでございます。
特にサトウキビの生産地域につきましては、サンゴ石灰岩等を土台としておりますところのやせた土壌が多いという上に、大変気候的にも湿潤多雨であると、いわゆる亜熱帯気象条件で、土壌の浸食が進みやすいというような事情がありますので、ほかの地域にも増して土壌改良が必要であると考えております。
御承知のとおり、沖繩県の中には、宮古島同様サンゴ、石灰岩から成ります島が多くて、このような島では河川水それから地下水、両方ともなかなか利用ができがたいわけでございます。
高ければ中和をしていく、あるいはもうどうにも低過ぎてむしろアルカリに近いとすれば今度は少し酸性に戻してやる、あるいはアルカリに強い作物をつくっていくとか、そういう方法を講じていかなければなりませんので、土壌の調査を進めているとすれば一体それは何紀層でどうなんだ――先ほどもおっしゃっているようにサンゴ石灰岩だとかあるいは若干黒土まじりのものが中間地帯にあって、あと太平洋岸から見て反対側のほうは火山灰であるとか
御存じのように沖繩は地質的に見ましてもいろいろ変ったところでございまして、太平洋岸のほうはどちらかといいますとサンゴ石灰岩からできておりまして、島の名前で申し上げますとたとえば宮古島それから本島の南部の一部、そういうようなところはサンゴ石灰岩からできた土壌でございます。
○島田(琢)委員 PHは大体高いところ、低いところがあるというお話ですが、サンゴ石灰岩というのはPHとしてはどれくらいの酸度を持っているのですか。